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セミナー
第6回 EIZOメディカルセミナー 2009
EIZOメディカルセミナーは6回目を迎え、セミナー初の東北開催となりました。フィルムレス環境を実際に構築した施設の「導入手段と運用の実態」に焦点を当てた今回は、お申し込み受付開始から早々に定員に達するなど、東北でのフィルムレス導入への関心度の高さが伺えました。
会期
2009年2月28日(土)
会場
宮城県 仙台市 仙台第一生命タワービルディング
対象
読影担当医師様、診療放射線技師様、病院情報システム管理者様
参加者数
60名
  第1部 フィルムレス運用のためのモニタ技術と経済性
座長:埼玉医科大学総合医療センター 中央放射線部 松田 恵雄 先生
医用画像表示におけるLCDの現状と将来性 
演者:株式会社ナナオ 常務執行役員 前田 一哉
  まずLCDの原理と基本特性にふれ、その上でカタログスペックによく出てくる項目の解説とともに、経済性を考慮し医療用LCDを選ぶ際のポイントをご説明。また今後のモニタ技術など、モニタ開発の未来についてご紹介致しました。
汎用モニタと医療用モニタの性能とその差異  
演者:株式会社ナナオ マーケティング部 課長 森脇 浩史
  汎用モニタ、医用モニタそれぞれのメリット・デメリットをご紹介後、モニタガイドラインから、一般的な特性から、保証・モニタ品質管理から、など様々な視点から、その違いを分析。性能や価格を考慮し、目的に応じて適切に選択する必要性を唱えました。
ランチョンセミナー
座長:東北大学病院 診療技術部放射線部門 坂本 博 先生
  PACSの歴史と今後の展開 
演者:ひがしやま病院 岡崎 宣夫 先生
 
  1990年以前の医用画像の電子化基礎検討の時代から、途中どのような問題が発生、どのように解決し、発展を遂げてきたのか。現在に至るまでの歴史を時系列で分かりやすくご紹介頂きました。PACSを長く研究されている岡崎先生ならではの興味深いお話でした。
  第2部 フィルムレス環境の導入と運用
座長:東北大学病院 診療技術部放射線部門 坂本 博 先生
 
大学病院におけるフィルムレス化を取り巻く諸問題
演者:埼玉医科大学総合医療センター 中央放射線部 松田 恵雄 先生
  フィルムレス化が急速に進んでいる大規模病院での、電子画像管理加算などのコストにまつわる話から、かかりつけ医制度の導入などで、診療情報や画像の受け渡しなどの作業も今後増えると予想されるが、関係先との調整など、どのような課題を解決してゆく必要があるのかを詳しく解説頂きました。
病院におけるモニタ診断を巡る話題 
演者:岩手県立中央病院 副院長 中央放射線部部長 佐々木 康夫 先生
  地域中核病院においてもEnterprise PACSによって、画像情報がより有効に活用されようとしている現状。しかしながら十分なインフラが整わないままに導入が進んでいることに対し、様々な弊害が発生していることについてお話頂きました。さらに、Enterprise PACSにおける画質、ビューワ、参照環境などについての要件を具合的に解説頂きました。
小規模病院での容易なフィルムレスへの取り組み方法とその効果 
演者:ひがしやま病院 岡崎 宣夫 先生
  小規模病院において、フィルムレス化を進めてゆくためには、まず何から手をつけていけば良いのか。ひがしやま病院を実例に、その運用方法をご紹介。導入後の院内効果から、地域医療機関との連携など多岐にわたる工夫や取り組みについてご紹介頂きました。  
第3部 Q&A パネルディスカッション
座長:埼玉医科大学総合医療センター 中央放射線部 松田 恵雄 先生
フィルムレス環境の実現 〜モニタ管理の実態と将来への課題〜
パネリスト:
(財)宮城厚生協会 坂総合病院 診療マネジメント部長 小山 茂樹 先生
石巻赤十字病院 診療放射線技師 千葉 美洋 先生
株式会社ナナオ 前田、森脇
Q&Aパネルディスカッションでは、フィルムレス環境の概要や、モニタ選びのポイント、モニタ品質管理の運用方法について、またモニタ品質管理で苦心したことなどを(財)宮城厚生協会 坂総合病院様、石巻赤十字病院様の両方のケースについて、ご発表頂きました。参加者の方々からも、実際の導入、運用に携わられた小山先生、千葉先生に対し、多くの質問があがりました。

第4部 液晶モニタ品質管理の実践
ワークショップ 〜効率的なモニタ品質管理を学ぼう〜
参加者の方々には少人数のグループに分れて頂き、実際のモニタを使用してガイドラインに基づくモニタ品質管理を体験して頂きました。実際にセンサーを使用し、モニタ管理の流れがつかめるため、理解しやすいと好評でした。




また、会場内には展示コーナーを併設し、モニタ比較読影コーナーや、弊社の最新モニタ、分解した液晶モニタなどの展示を行い、大変多くの方々にご覧頂きました。この場をお借りして、講師の先生方、参加者の皆様に御礼申し上げます。EIZOでは、今後もワークショップなどを各地で開催していく予定です。多くの皆様の参加をお待ちしております。

機材ご協力:日本ヒューレットパッカード株式会社様


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